少し考えれば分かることでも 現実として目の前に突きつけられないと 気付かないことがある。
事前に その可能性について思い至っても、都合の良い解釈で目を逸してしまうことも多い。
以前 制作したガジュマルのリペアルームに カビ が発生した。。。。
カビが発生し始めの頃 漂白剤を塗布して一度は除去したものの、翌日には再びカビている状態で 日を追うごとに増殖している。
ガジュマルのリペアルームは窓際に置いているせいか結露がひどく 常に水滴がついており、 水分で一部の木工用ボンドが軟化したため、応急処置として補修テープで補強している状態。
結露がなかったとしてもガジュマルに霧吹きをすれば 室内は水で濡れる。
使用している木材にはニスを塗っているが 水性ニスなので 常に湿っているような環境だと効果も薄れるため、結露がひどいところが中心にカビが発生している。
制作から わずか一ヶ月で この状況は残念すぎる。
で、耐水性のあるリペアルームを作ろう!と思い立って アクリルの素材を調達した。
が、今回は設計図を作成せず、前回の設計図を見て 頭の中でイメージしながら寸法を決めていったので、足し算と引き算を間違っただけでなく、組み立てに関しても 何を考えていたのか疑問を感じるレベル。
目の前の材料を組み合わせ、やはり設計図は大切だと痛感しながら 急遽購入する羽目になったアクリルカッター と 糸ノコで材料を黙々とカットしていく。
アクリルボンドで接着させていくが、注射針でボンドを流していくのに慣れず、記録写真を撮る余裕もなかった。
一段落した時は なんとか3面。
カビてしまったリペアルームで不便だったのが 正面の扉。
蝶番を上部に取り付けたので下から上に開くのだが、水やりの際には扉を押さえていないといけないので、今回は蝶番を下に取り付けて 上から下に開くようにした。
更に扉に取り付けた磁石も強力すぎたので 今回はシートタイプを調達。
植物用LED を取り付けて 取り敢えず完成。
よく見るとボンドがハミ出たり、滴が飛んだりしているのだが、、、、
今回はビニールを内側に張って 霧吹き対策も万全。
初めてのアクリル工作にしては なかなか良い感じだったりする。