カタツムリの生態

カタツムリは知っているが、いざ飼育するとなると、その生態について全くの無知だということに気付いたので、ちょっと調べてみた。

カタツムリは陸生の巻貝で、貝が退化したものがナメクジ。
「蝶と蛾」「カタツムリとナメクジ」のように、ほぼ同じ生き物なのに呼び名の響きに違いがあるは、やはり見た目の印象か。。。

子供の頃はナメクジを発見しては問答無用に塩をかけていたが、実はカタツムリもナメクジも農作物を荒らす害虫。
確かにカタツムリの食いっぷりを見ていると、害虫認定されてもしかたないとは思う。

そして今回もっとも気になったのが寄生虫。
何度かニュースで耳にしたことがあったので調べてみたら、カタツムリやナメクジを生食した事によって、「広東住血線虫(かんとん じゅうけつせんちゅう)」という寄生虫によって死亡事例が発生している。
国内では広東住血線虫症」の多くが沖縄で発生しており、その原因と思われている1つが「アフリカマイマイ」。
アフリカマイマイの他には数種類のナメクジやスクミリンゴガイ、アジアヒキガエルなどがいるが、広東住血線虫の最終宿主はネズミで、寄生したネズミの糞を食べたナメクジやカタツムリが中間宿主となり、ナメクジやカタツムリを食べたカエルやトカゲが待機宿主になる。

エスカルゴ料理ならいざ知らず、普通に考えてカタツムリやナメクジは生で食べることはないと思うのだが、どうやらカタツムリやナメクジを食べる民間信仰や風習は各地にあるらしい。
また、野菜サラダなどの生野菜が感染源と推測されている事例もあるが、感染してしまた人は運が悪いとしかいいようがない。

我が家に居候中のカタツムリも沖縄出身なので、ちょっと微妙な感じなのだが、大きさや貝の形状から察するにアフリカマイマイではなさそう。
ただ、カタツムリに限らず、野生生物に寄生虫はつきものなので、注意するに越したことはない。

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カタツムリは見た目から乾燥に弱そうだが、実際に乾燥と低温には弱いらしく、空気が乾燥していると動きが鈍くなったり、貝の中に閉じこもってしまうらしい。

ただ、我が家のカタツムリは外気の湿度に関係なく、日中は必ず砂の中に潜っている。
オカヤドカリと同じサンゴ砂を床砂にしているので、はじめは貝の形成に必要なカルシウムを摂取するために潜っているものかと思ったが、どうも強い光が苦手らしい。

ちょうど砂中から顔というか触覚を出したところに出くわしたので、写真を取るためライトを当てると、「うわぁ」と声が聞こえてそうなリアクションで、砂の中に戻っていった。
再び顔を出したのはライトを消してから10分後。

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23時頃から活動を開始し、生野菜を食べた後、水槽内を這い回って、翌朝には砂の中に潜っているといった生活を送っているが、一日以上砂の中に潜りっぱなしの日もあったりする。

キュウリやレタス、ニンジンはよく食べるが、キャベツの芯はあまりお好みではないらしい。