カタツムリが残す白い跡の正体

カタツムリの水槽にヒーターを敷き、断熱シートで三方の側面を覆ったのが奏効したようで、カタツムリに冬眠する気配はなく、21時頃になるとノソノソを起き出してくる。

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日中は砂の中に埋まっており、最近は2~3日連続で活動しては3日ほどのインターバルを挟むといった生活リズムになっている。

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オカヤドカリと同様、床砂は湿らせてあり、更に乾燥を防ぐため水槽のフタ部分もラップで覆っているので、ヒーターと断熱シートによって水槽の内は常に結露しているような状態になっているが、最近になって夏場に見かけた「カタツムリの通り道」がないことに気がついた。

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カタツムリが乾燥から身を守るために作る貝のフタ(エピフラム)は粘液で作るので、這った後に残る白い物質も同じものだとは思っていたが、乾燥すると障子のようなになり、水分が多いと白くならない粘液の成分が気になったので調べてみた。

カタツムリの粘液の成分とされるムチンは粘液糖タンパク質の混合物質、グリコサミノグリカン(ムコ多糖)の一種で、グリコサミノグリカンにはコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸などがある。

ムチンは水分があると水に溶けて、乾燥するとムコ多糖が残って白い物質として目に見えるらしい。。。。多糖という事は白い物質は甘いのだろうか……

で、まったく知らなかったが、なんとカタツムリの粘液は化粧品に使用されていた(゜o゜;
カタツムリの粘液に含まれるムチンやアラントインが肌に良いということらしく、韓国コスメでアイクリームとして販売されている。

アラントインは細胞組織の修復促進作用がある物質なので、成分だけを見ると確かにカタツムリの粘液は肌に効果がありそうな気もする。

ただ、カタツムリを生食して「広東住血線虫症」で死亡事故が発生しているように、アフリカマイマイなどは危険な寄生虫を宿している可能性が高く、直接 食べなくても寄生虫を宿したカタツムリやナメクジが付着した生野菜が感染源と推測されている事例もある。
エスカルゴなど食用のカタツムリは衛生管理された状態で養殖されているものがほとんどなので、化粧品に使用しているのも正しく管理されたものであると思いたいが、本当にリスクがないのか非常に気になるところ。

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