シェルターについて
野生下のオカヤドカリは、日中の高温と乾燥を避けるため、岩の隙間や流木の下、植物の根元などに潜む習性があります。飼育下でも身を隠せる場所を用意することで、落ち着いた行動の維持につながると考えられています。
シェルターとして利用される素材はさまざまですが、内部が空洞になったコアレスの切り株は、適度な暗さと湿度を保ちやすく、隠れ家に向いています。
ただし、コアレスと表示されている切り株でも、実際にはコアが残っている場合があり、用途に応じた加工が必要になります。

ネット通販で購入したコアレスの切り株は、内部が空洞になっているものの、中央にコアが残っていました。
この状態では、オカヤドカリが出入りできないため、コアを除去することにしました。
🐚 オカヤドカリは飼育ケース内に設置した流木を食べるため、コアを除去しなくても、数年後にはコアが縮小している可能性があります。出入りはできなくとも、そのまま使用するのも一案です。
コアの除去
コアは簡単に外れそうだったため、はじめはマイナスドライバーとハンマーを使用しましたが、ものの数分でノミの必要性を痛感しました。

電動ドリルで底からいくつか穴を開け、ノミとハンマーでコア部分を削ぎ落としていきます。
黙々と作業すること1時間半で、完全コアレス化に成功しました。
入口の作成
完全コアレス化した切り株をケース内に設置しましたが、数日経過してもオカヤドカリはシェルター内に入りません。切り株は縦型で、上から入ることになるのですが、下に出口がない袋小路状態です。この形状にオカヤドカリが警戒しているようにも見えたため、下部に出入口を作ることにしました。
出入口の形は、トムとジェリーなどに出てくるアーチ型をイメージしました。

糸鋸を使用して底の部分をカットしました。この時点で、イメージしていた「きれいなアーチ型」は断念しました。

糸鋸だけでは上手くいかなかったため、ノミを使用して削り、最後に木工ヤスリで形を整えて完成させました。

入口を作ったシェルターは気に入ってもらえたようで、現在もオカヤドカリたちの憩いの場として活躍中です。
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